ドライアイについて
ドライアイは、涙液量の減少や涙液の蒸発亢進によって、角膜や結膜など眼の表面に様々な不快症状が現れる病気です。
長時間にわたるパソコン作業、エアコンによる室内の乾燥、コンタクトレンズの長時間装用、ストレスの増加などにより、涙の蒸発が亢進するタイプのドライアイが近年、増加する傾向にあります。
このような症状の方は眼科受診を
- 眼が疲れる
- 眼が重い
- 眼が熱い
- 眼がゴロゴロする
- 眼脂が出る
- 眼に不快感がある
- 充血
- 眼が痛い
- 涙が止まらない
- 眼を開けていられない
- ものがかすんで見える
- 光を見ると眩しい
- 頭痛
- 肩こり など
ドライアイの治療
ドライアイ治療の基本となるのは、点眼薬などを用いて目の乾燥を防ぐことです。
涙液を補う人工涙液、ヒアルロン酸製剤、ムチンや水分の分泌を促進する点眼薬、ムチンを産生する点眼薬などが用いられます。
これらの薬剤は、使用法を誤ると涙の状態を不安定にしてしまうこともありますので、専門医の指示に基づいて行うようにして下さい。
点眼液によって症状が改善しないときは、涙点閉鎖による治療を選択します。
小さな栓のようなプラグを涙点に装着し、眼の表面に涙が溜まるようにするのです。
プラグの大きさや材質などに種類があり、それぞれの症例に合わせて使用します。
プラグが取れやすい場合は、外科的に糸で塞ぐ手術をすることもあります。
詳しくは診察時にご相談ください。
